特別講座

日本の木造建築文化現在・過去~そして未来へ

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講師港 以知郎
講座内容 地震、台風…神代の昔から災害大国に生きる日本。災害の状況、防災を概観しながら私たちの住まいの現状と住宅施策の方向性を考えます。そして、世界最古、最大の木造建築である法隆寺五重塔、東大寺大仏殿を中心に、建築的見地からそのすばらしさを感じ、古代より連なる世界に冠たる建築技術、先人の叡智と思いについて考えます。
【第1回】「私たちの住宅と災害」
住宅をとりまく現状について考えます。地震等の災害実態とその対応、人口構成等の経済社会情勢、断熱省エネ、木材利用の有用性や政策の方向性などについて考えます。
【第2回】「法隆寺五重塔」  
世界最古の木造建築物、法隆寺五重塔。現代に通用する耐震技術や美の観点など建築的見地からその素晴らしさを考えます。以和為貴の心。
【第3回】「東大寺大仏殿」 
世界最大級の木造建築物、東大寺大仏殿。その大きさと構造、そして三内丸山遺跡~縄文の時代から連なる建築技術を考えます。先人はいかに巨大建築を実現できたのか。
講師
プロフィール
東京大学工学部卒。国土技術政策総合研究所 建築災害対策研究官など歴任。 建設省(現国土交通省)において、行政、研究業務に従事。ライフワークである建築、住宅、都市の世界に40年余りかかわり続ける中で、郷里が奈良ということもあり、日本の素晴らしい伝統と建築文化を再認識。一人でも多くの方に、このすばらしさを共有していただければと思っています。
会場地域振興プラザ(4F会議室)
回数/日時全3回 
1/25(土)、2/22(土)、3/22(土)10:00~11:30
受講料3,000円(全3回)※事前の振込みとなります。
定員/対象50名 / どなたでも
募集期間12/17(火)10:00 ~ (先着順)
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