令和6年10月開講プロフェッサー講座 (第35期)
No.9 宇宙観の変遷 ―人類は宇宙をどう見てきたか―
講師 | 水本 好彦 (みずもと よしひこ) 国立天文台 名誉教授 |
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講座内容 | 太古の昔から人類は宇宙の姿を想像してきました。宇宙観にはその時代の文化と最先端の科学知識が詰め込まれています。本講座は昨年の第32期の「宇宙観の変遷」の続編として、現代の宇宙像とジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が映す原初の宇宙の姿についてお話しします。
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会場 | 地域振興プラザ(大・中会議室) |
曜日/時間 | 第4土曜日 / 13:30~15:00 |
回数/受講料 | 全3回 / 3,000円 |
定員/対象/単位 | 50名 / どなたでも / 0.5単位 |
講師 プロフィール | 国立天文台名誉教授。1979年東京工業大学大学院博士課程修了(理学博士)。その後、ユタ大学(米国)で超高エネルギー宇宙線の研究を行う。1985年に富士通株式会社に入社、野辺山宇宙電波望遠鏡のデータ処理システムの開発を担当する。1989年に神戸大学理学部助教授に就任、高エネルギー天体ガンマ線の観測的研究を再開する。1995年に国立天文台に異動、ハワイのすばる望遠鏡の建設、世界中の天文観測データを連携するバーチャル天文台の開発に携わる。宇宙線から電波まで多様な観測データから宇宙の姿に迫る研究を行ってきた。 |