令和6年10月開講プロフェッサー講座 (第35期)
No.4 江戸の家族は子育て上手?
講師 | 太田 素子 (おおた もとこ) 和光大学 名誉教授 |
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講座内容 | 戦国時代に日本を訪れた宣教師や明治初期のお雇い外国人の目には、日本人は「子育て上手」に映りました。しかし、その熱心さ、情愛の深さを現代では時に重荷だと感じる若者もいるようです。どうして教育熱心になったのか、その功罪はどこにあったのか、江戸に子育ての手がかりを求めることはできるのか。具体的な事例を通して家族の歴史的な変化、子育ての背景の変化を考えます。
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会場 | 地域振興プラザ(大・中会議室) |
曜日/時間 | 第3日曜日 / 10:00~11:30 ※12/22のみ第4日曜日 |
回数/受講料 | 全6回 / 6,000円 |
定員/対象/単位 | 50名 / どなたでも / 1単位 |
講師 プロフィール | 豊島区雑司ヶ谷で出生。視野の広い恩師の後を追って、国立歴史民俗学博物館プロジェクト(髙橋敏・福田アジオ先生)や、歴史人口学プロジェクト(速水融先生)に参加し、近世史研究に邁進するようになりました。東京学芸大学卒、お茶の水女子大学大学院修士課程修了。 著書に『江戸の親子/父親が子どもを育てた時代』(1994中公新書、2017吉川弘文館、1994日本保育学会文献賞)、『子宝と子返し/近世農村の家族生活と子育て』(2007藤原書店、河上肇奨励賞、角川財団学芸賞)、『近世の「家」と家族/子育てをめぐる社会史』(2011角川学芸出版)ほか。最近スウェーデンの保育者と交流しています。 |