2024年4月開講プロフェッサー講座 (34期)

No.7 赤外線天文学の今昔物語 ~暖かい宇宙を見る~

講師尾中 敬 (おなか たかし)  東京大学 名誉教授
講座内容 赤外線天文学は1970年から発展してきた、天文学の中でも比較的新しい分野です。赤外線は宇宙の中の暖かいものを見ることができます。赤外線の発見から現在の研究まで、衛星による観測を中心に、観測技術の進歩とともに赤外線天文学が進化してきた様子をお話しします。
会場地域振興プラザ(大・中会議室)
曜日/時間第4土曜日 / 14:30~(90分/回)  5/18のみ第3土曜日
回数/受講料全6回 / 6,000円
定員/対象/単位50名 / どなたでも / 1単位
講師
プロフィール
1980年東京大学理学系研究科天文学専攻修了・理学博士。カリフォルニア大学サンディエゴ校研究員、東京大学理学系研究科助手、助教授、教授を経て 2018年東京大学を定年退職。2023年まで明星大学理工学部常勤教授。現在東京大学名誉教授。専門は星間物理学。日本初の赤外線天文衛星「あかり」の開発に参加し、衛星による天体観測を行ってきた。現在NASAが中心として進められているジェームスウェブ宇宙望遠鏡の観測計画に参加し、研究を行っている。