2023年10月開講プロフェッサー講座 (33期)

NO.6  天文学と日本の古代史

講師谷川 清隆 (たにかわ きよたか)  元 国立天文台 助教授  
講座内容 人類は字を持たない時代、そして字を使用する時代(歴史時代)を通じて空を見てきました。そして天上で生じる現象をいろいろな形で記憶したり記録したりしました。当時のひとは何を考えていたのか、何を目的に空を見ていたのか、そしてどのように驚いたか、観察結果をどのように使ったのか、このような疑問に対して日本の歴史を例にとって答えを探します。
※日程変更あり
会場地域振興プラザ(大・中会議室)
曜日/時間第4土曜日 / 13:30~15:00
回数/受講料全3回 / 3,000円
定員/対象/単位42名 / どなたでも / 0.5単位
講師
プロフィール
国立天文台特別客員研究員(理学博士)。1967年東京大学物理学科卒業。1974年東京大学大学院理学系研究科博士課程満期退学。1978年緯度観測所。1988年改組に伴い国立天文台助教授。専門は天体力学、とくに三体問題およびカオス。その後専門分野を広げ歴史天文学、日本古代史。2007年より現職。著書は「馬蹄への道」(共立出版、共著)、‘The three-body problem from Pythagoras to Hawking’(Springer、共著)、訳書は「力学系入門」(ハーシュら;共立出版、共訳)、「月のコロニー」(共立出版、共役)、「現代の天体物理学」(東京図書)ほか。