2023年4月開講プロフェッサー講座 (32期）

NO.7 ずいぶんわかってきた「太陽という星」

講師	桜井 隆 (さくらい たかし)　国立天文台名誉教授
講座内容	ガリレオによる黒点の発見（1610年）以来、太陽の観測は可視光だけでなく電波、紫外線・Ｘ線へと広がり現在に至っています。特に磁場の観測、磁場生成のしくみ、磁場のエネルギーが元になっているフレア爆発と高温コロナの形成が重要な研究テーマです。フレアが地球に及ぼす影響、太陽の長期変動と気候との関係も近年注目されています。
会場	地域振興プラザ（大会議室）
曜日/時間	第4土曜日(5/20のみ第3土) / 13:30～15:00
回数	3回
受講料	3,000円
単位	0.5単位
定員	２５名
対象	どなたでも
講師 プロフィール	1950年東京生まれ。1973年東京工業大学物理学科卒業、1978年東京大学大学院理学系研究科天文学専攻修了・理学博士。東京大学助手、国立天文台助教授、同教授を経て、2016年３月に国立天文台を定年退職。この間、2004～2011年度は国立天文台副台長、2013～14年度には公益社団法人日本天文学会会長を勤めた。2016～2021年度は東京工業大学地球生命研究所事務部門長。現在、国立天文台名誉教授、東京工業大学地球生命研究所顧問。専門は太陽物理学で、理論的研究から観測装置製作・観測まで行っている。