2022年10月開講プロフェッサー講座 (31期)

NO.3  演劇をあっちからもこっちからも考える

講師 新沼 智之 (にいぬま ともゆき)  玉川大学 准教授
ヲザキ 浩実 (をざき ひろみ)  玉川大学 教授
講座内容演劇は日常から解き放たれて心を洗うための娯楽でもありますが、それまでの私たちにはなかった新たなものの見方を提示してくれる芸術でもあります。ここではそうした演劇を作り手の観点から考えることで観客としての視野を広げることを目的とします。

会場地域振興プラザ
曜日/時間第3日曜日 10:00~11:30
回数6回
受講料6,000円
単位1単位
定員25名
対象どなたでも
講師
プロフィール
<新沼 智之>
玉川大学芸術学部演劇・舞踊学科准教授。専門分野は演劇学、西洋演劇史。主に西洋演劇の近代化のプロセスについて研究。「芝居を見るということと芝居について語るということ」『芸術研究』玉川大学芸術学部、13号、2022年。「18世紀ドイツの演劇と上演の場」『日本18世紀学会年報』日本18世紀学会、36号、2021年。「芝居作りの中心にいる者とその周縁にいる者のかかわりを考える―(上演)、「演技」、「演出」の本質的な構造について―」『芸術研究』玉川大学芸術学部、12号、2021年。その他、シラー作『オルレアンの乙女』の翻訳(西洋演劇比較研究会編『ベスト・プレイズ2』論創社、2020年所収)。

<ヲザキ 浩実>
玉川大学芸術学部演劇・舞踊学科教授。日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了(カリフォルニア大学ロスアンゼルス校大学院演劇・映画・テレビ研究科留学)。 あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)制作統括/チーフ・プロデューサーとして年間のプログラムのディレクションを行う一方、 演劇・ダンス公演のプロデュース、 大学などの教育研究機関との教育プログラムの共同開発などを手がける。2016年4月にオープンした、久留米シティプラザ(福岡県久留米市)副館長/エグゼクティプ・プロデューサー。2018年5月よりアーツカウンシル東京、 2019年4月~2021年3月東京芸術祭アソシエイト・ディレククー。2021年4月より現職。