2022年10月開講プロフェッサー講座 (31期)

NO.1  江戸時代の縁組と離縁

講師大森 映子 (おおもり えいこ) 多摩大学 名誉教授
講座内容近年、いわゆる「三下り半」(離縁状)をめぐる研究がすすめられ、江戸時代における結婚や離縁に対する見方は大きく変化してきています。「三下り半」は庶民の離婚手続きですが、大名の場合はどうだったのでしょうか。ここでは大名離縁の事例を中心に、その実態や「妻」の立場、女性の社会的地位づけなどについて考えます。

会場稲城市立iプラザ
曜日/時間第2土曜日 10:00~11:30
回数6回
受講料6,000円
単位1単位
定員20名
対象どなたでも
講師
プロフィール
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得満期退学 湘南国際女子短期大学助教授・教授を経て、多摩大学経営情報学部教授 2017年退職、多摩大学名誉教授 専門は日本近世史 とくに幕藩関係を軸とした政治史、近年は大名家の相続問題を中心に研究 著書・論文など: 『お家相続』(角川選書、吉川弘文舘より再刊) 『元禄期の幕政と大名たち』(日本放送出版協会) 『日本近世国家の諸相』Ⅰ~Ⅲ(共著、東京堂出版) 『藩世界と近世社会』(共著、岩田書院)など