プロフェッサー講座 オンライン

No.5 毒と薬の人類史

【ご注意】
  • 初めてのオンライン講座となります。今までのプロフェッサー講座とは異なる募集条件となりますので、必ず募集要項を確認ください。
  • Zoomクライアント・プログラムのセットアップは、【募集要項】を参考の上、ご自身で行ってください。確認はこちらから→【募集要項】 
  • 1月15日以降の申込みはメールでお願いいたします。後日、事務局より返信いたします。
     メールアドレス:college@inagiic.p001.jp
     入力内容:氏名、郵便番号、住所、電話番号、年齢、メールアドレス
講師船山 信次 (ふなやま しんじ)
講座内容 人類は古くから毒や薬とかかわっており、毒や薬とのかかわりが人類あるいは文化の始まりと言っても過言ではないとすら思います。私たちはともすれば毒と薬を分けて考えがちですが、毒と思われたものも工夫次第では薬となすことが出来、また、薬と思われていたものでも使い方次第では毒と化します。この講座では、相反するようでありながら実は表裏一体(薬毒同源)である毒や薬を人類の歴史を通してお話ししたいと思います。
回数・受講料全3回・4,000円
時間・曜日10:00~11:30・土曜日 ※第1回は9:50~開講式
日程
カリキュラム
第1回 1/30 『人類と毒や薬との遭遇〜古代の毒と薬』
人類はどのようにして毒や薬と遭遇したのでしょうか。そして、古代の人々は毒や薬をどのように看做していたのでしょうか。
第2回 2/20 『中世〜近世の毒と薬』
わが国ではお茶の伝来が中世の始まりとなります。また、ヨーロッパでは魔女が、種々の薬草と関係していました。
第3回 3/13 『近代〜現代の毒と薬』
病原微生物と抗生物質の発見は人類の疾病感を一変したといえましょう。新たに麻薬や覚醒剤などの問題も生じてきました。
定員70名
オリエンテーション
(Zoom接続体験)
受講決定の皆様を対象に、開講前に「Zoomによる受講」に必要な画面操作と受講の際の注意事項についてオリエンテーションを行います。下記日程のご都合の良い日にご自宅からZoomでご参加ください。
①12/17(木)10:00~11:30
②12/19(土)13:30~15:00
③1/9(土)10:00~11:30
④1/13(水)13:30~15:00
ログインが上手くいかないなどの場合:事務局までご連絡下さい。ご予約の上、城山体験学習館にてサポートいたします。
講師
プロフィール
仙台市生まれ。1975年東北大学薬学部卒業、1980年東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。薬剤師・薬学博士。イリノイ大学薬学部リサーチアソシエート、北里研究所微生物薬品化学第二室室長補佐、東北大学薬学部専任講師、青森大学工学部教授、弘前大学客員教授(兼任)、日本薬科大学教授などを経て、現在日本薬科大学特任教授。専門は、薬用植物学・天然物化学・薬史学。日本薬史学会常任理事。 著書:『毒と薬の世界史』(中公新書)・『〈麻薬〉のすべて』(講談社現代新書)・『カラー図解 毒の科学』(ナツメ社)・『毒草・薬草事典』(SBサイエンス・アイ新書)・『毒と薬の文化史』(慶應義塾大学出版会 )・『毒』(PHP文庫)・『毒と薬の科学—毒から見た薬・薬から見た毒』(朝倉書店)・『絵でわかる薬のしくみ』(講談社)・『アルカロイド—毒と薬の宝庫』(共立出版)・『毒!生と死を惑乱』(さくら舎)他、多数。 趣味など:花卉園芸、読書、物書き、クラシックギター演奏、珠算参段、弓道四段。